初心者がセミを羽化させてみた

20070801

こんにちは。生き物大好き破毛です。

夏です!夏といえば昆虫採集です。

そして、僕は雑木林の無い都内の集合住宅育ちです。

「子供の昆虫採集の理想」クワガタとかカブトムシといったところだと思いますが、僕の住んでいる地域にそんなものいません。皆無です。

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だから今回はセミを捕る

とりあえず近所の公園で昆虫を探してみた

早速、仕事後の少しの時間を使い、セミを探しに近所の総合運動公園に行ってみた。

正直なところ、家の下でもセミは山ほどいるので、5分もあれば目的達成してしまう。しかし、それでは例年の夏と変わらず、仕事から帰宅途中の「ついでのセミとり」になってしまい、なんともつまらない。

そこで、この夏の昆虫採集を少しでも「昆虫採集」っぽくするには、やはり公園しかない。それも、家から子供の足で歩くには少しだけ距離があって、森っぽく木が沢山あるところ。というわけで総合運動公園を選ぶことにした。

一人で夕方過ぎの公園に到着すると、なんだかフワフワソワソワした気持ちになる。もうワクワクが止まらない。

あんな木には虫が隠れやすい条件が・・とか、色々とネットで得た知識が頭でっかちな頭をぐるぐる回りながら、木々を渡り歩いて探すこと約10分、ついに遠くの木にすこぶるでかい何かを見つけた。

僕は昆虫知識なんて大して持ち合わせていない。しかし、こいつは明らかに破毛の脳内図鑑に出てくる昆虫の中でもとびきりでかかった。

そいつが逃げないように動きを止めて、色々考えた結果、僕の中で一つの答えが出た。

絶対新種だ。

気が動転しながらも、「まずは写真を撮影しよう」ということになった。万が一逃げられて、すごいの見つけたって友達に言って、「ウソツキ」って言われるととっても傷つくからだ。

とにかく、写真を撮るまでは逃げられないように、「僕は君にとって害ではない。夏の風だよ。」と頭の中で繰り返しながら、本当に本当にそっと近づいた。

その結果、優しくシャッターを押し、なんとか新種昆虫を写真に収めることができた。

大変なものを見つけてしまった
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そして、品種特定の為にもっと大きく撮ろうと、更に夏の風以下の速度でそっと近づいた。

・・・。

タイヤついてた。

20070801_01

なんというか、もう、自分を殴りたくなった。

犯人はきっと子供だ。でも見つけたら色んな意味で大惨事になっていたと思う。

ある意味新種の虫に全ての気力と体力を吸い取られ、もうやーめたってなった。

ついにセミを見つけた

心がボロボロになりながら、フラフラと公園を出ようと歩いていると、ついに見つけた。

セミになろうとしているセミを。

今まさにセミになろうとしているアブラゼミの幼虫
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アブラゼミは卵から幼虫になり土の上に出てくるまで、何年もかかるらしい。この瞬間の為だけに何年間も忍耐を重ねたと言っても過言ではないと思う。これを捕るということは、少し心が痛む。セミにとっては、完全に被害でしかない。

悩んだ結果、僕はこいつを責任もって大きく育てるんだと、勝手に決めた。